しかしついには、彼女はにがよもぎのように苦く、 もろ刃のつるぎのように鋭くなる。
わたしは、その心が、わなと網のような女、その手が、かせのような女は、死よりも苦い者であることを見いだした。神を喜ばす者は彼女からのがれる。しかし罪びとは彼女に捕えられる。
わたしは人の子らをむさぼり食らうししの中に 横たわっています。 彼らの歯はほこ、また矢、彼らの舌は鋭いつるぎです。
その口は牛酪よりもなめらかだが、 その心には戦いがある。 その言葉は油よりもやわらかだが、 それは抜いたつるぎである。
というのは、神の言は生きていて、力があり、もろ刃のつるぎよりも鋭くて、精神と霊魂と、関節と骨髄とを切り離すまでに刺しとおして、心の思いと志とを見分けることができる。
しかしその人は、死の影がそこにあることを知らず、 彼女の客は陰府の深みにおることを知らない。